水曜の前日プラクティスは雨のち曇りという状況で
シャローのバスは少なくディープではかなり釣れているとの話。
今回も厳しい試合が予想されました。

夕食は前回の手料理のお礼ということで
ビッグボーイ長谷川にビッグボーイ奢って貰っちゃった♪
大会当日、予報どおりの晴れ。

ここ数年の河口湖は夏場でも雨が降るとシャローの魚が消え、晴れると増える。
酸性雨なのかわからないが・・・。
わずかな望みを胸に受付に向かった。
スタート後、シャローを回るがバスの姿はなかなかない・・・。
途中ミドルレンジもやりつつシャローで過去放流?と思われる何匹かのバスに
バイトさせるも自分が焦ってアワセが早すぎるのか?すっぽ抜け・・・。
正直ノーフィッシュを覚悟したスタートから3時間ほど経った時、
遂にチャンスが訪れた。この時期から釣れだすので半分はやけくそ、
半分は狙っていたビッグバドの後ろにビッグバスが追ってきた。
そのままついばむようなバイトを運よくフッキングに持ち込み
推定1800gのビッグバスをキャッチ!!
しかし前日の選手間の会話では2500gでもお立ち台に届くかどうか
という話・・・。晴れ、無風といった状況で全体的にタフになるのは
予想できたが、まだこの1匹では入賞すらできないのはわかる。
もう1発仕留めれば優勝だと思ったが、そんなに簡単にいくわけが無いのは
ここ数回の試合でわかっているのでディープでもなんとか
キーパーを獲れないかと色々試すがまったくのノーバイト・・・。
帰着15分前になりボートを会場に向け走らせる。
大橋をくぐったのは既に約10分前。
しかしどんなに小さくても後1本はとても価値がある気がしたので
エレキを降ろしダウンショットを手にサイト・・・バスは見えない・・・。
既に他の選手は帰着している目の前、ボートを着岸させる最後の最後、
ラストキャストと思いロングキャストしたスモラバにヒット!
慎重にファイトする時間も無いので抜きあげたバスは貴重なキーパー。
奇跡が起こりました。
このたった300gほどの小さなキーパーのお陰で今大会5位に入賞。
そしてまさかの大逆転で年間優勝を獲得。

JBジャパンスーパーバスクラシックへの出場権を得ることができました。
忘れかけてた何かを思い出させてくれたこの試合。
後半戦に向け気合が入りました。